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Doctor's Column

ドクターズコラム

鼻再手術2026.02.23

小鼻縮小をご希望でしたが、やってはいけなかった鼻!鼻先が先だった理由

SH美容外科 キム・ソンフン(Seonghun Kim)代表院長

小鼻縮小を悩んで来院されましたが、実際には小鼻よりも鼻先の構造が先だった症例です。鼻先が大きく小鼻が小さい場合、小鼻縮小を先に行ってしまうとかえって印象が不自然になることがあります。この記事では、実際のカウンセリングと術前・術後の写真分析をもとに、なぜこの患者様に小鼻縮小ではなく鼻先矯正と鼻唇角の改善が必要だったのかを解剖学的・論文的な根拠から説明します。


こんにちは。

フェイスデザイナー、SH整形外科のキム・ソンフン院長です。

「2日ほどで回復して、手軽に綺麗になりたいです。

小鼻縮小を考えて来ました」

カウンセリングルームでよく耳にするお話です。

短いダウンタイム、比較的負担が少なそうに見える手術。

そのため、多くの方が小鼻縮小を真っ先に思い浮かべます。

しかし、この患者様の鼻は、

小鼻縮小をしてはならない構造に近かったのです。


CASE

〈正面〉

鼻先が丸く広がって見える(tip bulbosity)

小鼻に対する鼻先の比率が大きい、または同等である

鼻柱がほとんど見えない、または短く見える

笑っていなくても小鼻が左右に広がっている感じがする

〈側面〉

術前は角度が狭く見え、鼻先が口元に向かって下がって見える

鼻先がもったりと垂れ下がっている

鼻筋はあるように見えるが、先端が下向きに折れている感じ

よく言われる「鼻先に向かって下がってくる鼻」

鼻筋のラインはあるものの、鼻先へと自然に繋がらず折れて見える


カウンセリング時の診断ポイント

「小鼻が問題なのではなく、鼻先が中心でした」

カウンセリングと診察を通して確認された構造的特徴は以下の通りでした。

小鼻自体は大きくない

むしろ鼻先が大きく、重心が下に偏っている構造

鼻柱が下がって見え、鼻唇角が狭く見える

側面から見て鼻筋はあるが、鼻先が下へ落ちている印象

鼻中隔湾曲症を併発

この構造で小鼻縮小を先に行うと

正面から見て小鼻はさらに小さく見えるかもしれませんが

鼻先の団子鼻のような印象はより強調され、

顔全体のバランスがむしろ不自然になってしまう可能性が高いです。

これは実際に鼻整形の専門書や多くの国際論文でも

共通して指摘されている点です。


手術前の分析

正面:小鼻よりも鼻先の幅が強調されている

側面:鼻唇角の縮小、鼻先の下垂

鼻筋:鼻中隔湾曲症により、鼻先のラインが途中で途切れて見える構造

この段階での核心的な判断

「小鼻縮小をしてはいけない鼻」


なぜ小鼻縮小ではなく鼻先が先だったのか?

小鼻が広く見える理由は2つあります。

実際に小鼻の皮膚と軟骨が大きい場合

鼻先の支持が弱く、中心が崩れている場合

この患者様は2番に該当しました。

鼻先を支える構造が弱いため

鼻の中心が下がり、

その結果、正面から小鼻が相対的に強調されて見えていた状態

このような場合、

小鼻を小さくするのではなく、

👉まず鼻先をまっすぐに立て直してこそ

自然と小鼻のバランスも一緒に整います。


手術計画と実際の手術内容

手術前の十分な説明

鼻先を過度に高くすることはできない

構造的に劇的な変化よりは

バランスの改善を中心とした手術が必要であること

回復期間、テープや鼻の綿の抜去時期について事前に案内


実際の手術(OP)内容

睡眠麻酔下で進行

鼻先の構造の再構築

鼻中隔軟骨を利用して中心の支持を確保

耳介軟骨を利用して鼻先の形態を補完

不要な組織を除去

長い鼻の印象を和らげる方向へ矯正

垂れ下がって見えていた鼻柱の皮膚を上方に整える

小鼻縮小は意図的に行いませんでした。


イメージポイント(手術後の変化)

[術後1〜2ヶ月目の正面・側面写真]

鼻先の支持が回復し、鼻唇角が自然に開く

鼻筋 → 鼻先 → 人中へとつながる曲線が完成

小鼻を縮小していないにもかかわらず

正面の印象がはるかにすっきりして見える効果


キム・ソンフン院長の手術考察

小鼻縮小は決して簡単な手術ではありません。

特に鼻先の構造が崩れた状態で小鼻だけを縮小すると、

全体のバランスがさらに不自然になる可能性があります。

この患者様の場合、小鼻が問題なのではなく、

鼻先の支持と鼻唇角がポイントでした。

私は鼻を小さくする手術よりも、

中心をしっかりと立て直す手術をより重要視しています。

鼻先が安定すれば、小鼻に過度な手を加えなくても十分にすっきりして見えます。

これが最も自然で、長持ちする方法です。


FAQ

Q1. 小鼻縮小だけをしたかったのですが、必ず鼻先も手術しなければなりませんか?

A. 鼻先の構造によっては、小鼻縮小がむしろ逆効果になることがあります。

Q2. ダウンタイムはどのくらいかかりますか?

A. 外側のテープはマスクで隠すことができ、鼻の中の綿と耳のテープは翌日に除去します。

Q3. 鼻先を過度に高くすることはありませんか?

A. この症例は「高さ」よりも「支持とバランス」を目標としました。

Q4. 鼻唇角はなぜ重要なのですか?

A. 鼻唇角は鼻と口元の印象を同時に左右する重要な角度です。

Q5. 小鼻縮小は後から行うこともできますか?

A. 必要であれば段階的に検討することができます。

Q6. このような鼻はどうやってカウンセリングを受けるべきですか?

A. 正面・側面の写真を基準に、構造の分析を先に行う必要があります。


最後に

SH整形外科では、

「やりたい手術」よりも

「やってはいけない手術」を先にお伝えします。

この患者様のように

小鼻縮小を悩んで来院されたものの

実際には鼻尖形成(鼻先)が優先である場合、

その順番を正しく見極めることが

最も自然で安全な結果につながります。

エスエイチ(SH)形成外科クリニック

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