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Doctor's Column

ドクターズコラム

鼻再手術2026.01.23

鼻再手術の症例レポ、鼻整形後に小鼻がより広く見えるなら?シリコン交換と小鼻縮小が同時に必要な理由。

SH美容外科 キム・ソンフン(Seonghun Kim)代表院長

鼻の再手術を検討されている方の中には、鼻筋や鼻先よりも、むしろ小鼻がより広く見えたり重苦しく見えたりすると感じるケースが多くあります。特に過去にプロテーゼ手術の履歴がある場合、鼻の中心構造の変化によって小鼻が相対的に強調されてしまうこともあります。本記事では、鼻の再手術から1ヶ月目の患者様の症例を通じ、なぜ小鼻がより目立って見えていたのか、そして小鼻縮小が鼻全体の印象にどのような役割を果たしたのかを構造的に解説します。

SH整形外科 顔のデザイナー キム・ソンフン院長

こんにちは、SH整形外科のキム・ソンフン院長です。

鼻の再手術のカウンセリングをしていると、「鼻は確かに高くなったのですが、全体のラインがどこか不自然で……」というお話をよく耳にします。特に正面から見て小鼻が重苦しく見えたり、横顔で鼻先に締まりがなく垂れ下がって見えたりするケースが多く見られます。

その理由は、鼻筋単体だけでは鼻全体のバランスを整えることができないからです。

本日は、このようなお悩みでご来院された鼻の再手術の症例を通して、

なぜ鼻筋・鼻先・小鼻までを一体として見なければならないのかについてお話しします。


患者様の症例紹介

鼻の再手術の患者様

主なお悩み:プロテーゼの入れ替え後、より気になり始めた小鼻

手術歴:2021年12月 鼻筋プロテーゼ手術

カウンセリングで最も印象的だった言葉は、

「鼻は高くなったのに、正面から見ると小鼻が余計に広がって見える」という言葉でした。

鼻の再手術のカウンセリングにおいて、

鼻筋よりも小鼻への不満が大きくなる瞬間というのは、

思いのほかよく目にする状況です。



なぜ手術後に小鼻がより広く見えるのか?

「小鼻が大きくなったのではなく、中心が変わったからです」

こちらの患者様の場合、

小鼻自体が極端に大きい構造ではありませんでした。

問題は、

鼻筋のプロテーゼ手術後、

鼻の中心軸が強調されたことで、

相対的に小鼻の幅や鼻の穴がより目立って見えてしまったことでした。

つまり、

小鼻が大きくなったのではなく、

正面の印象において小鼻が占める割合が大きくなった状態でした。

このような場合、小鼻をそのまま放置してしまうと、

いくら鼻先や鼻筋を整えたとしても、

正面からは「鼻が重苦しく見える印象」が残ってしまいます。


小鼻縮小は「小さくする手術」ではありません

核心は幅ではなく「印象の比率」

多くの方が小鼻縮小を

「小鼻を小さくするだけの手術」と考えがちですが、

実際には正面の印象を整える手術に近いです。

この症例において小鼻縮小の目的は

過度に小さくすることではなく

左右の幅のバランスを整え

鼻の穴の見え方を落ち着かせ

鼻先と自然につながるよう調整することでした。

① 小鼻の内側と外側を考慮したデザイン

正面から傷跡が見えないよう

小鼻の内側の溝(シワ)を中心にアプローチ

左右の非対称を最小限に抑制

② 過度な縮小を避けた理由

縮小しすぎると印象がきつく見える可能性がある

笑ったときに不自然さが生じるリスク

長期的に後戻りして再び広がるリスクの増加


この症例で小鼻縮小が不可欠だった理由

鼻の手術後、正面から見た小鼻の存在感が目立ち、

笑ったときに小鼻が横に広がる力が強かったこと、

そして鼻先のラインが整っても全体の印象が野暮ったく見える可能性があったためです。

小鼻を整えていなければ、

「鼻は整ったけれど、何となくまだ不自然な感じ」が残っていたであろう症例です。


シリコンプロテーゼの入れ替えが必要だった理由

「高さは出ているが、ラインが完成していない状態」

前回の手術後の写真を見ると

鼻筋はシリコンプロテーゼで十分に高くなっていましたが

鼻先の支持構造が弱く

横顔で見ると鼻先が下垂して垂れ下がっているような状態でした。

このような場合によく見られる問題として、

✔ 鼻筋と鼻先が自然につながらず、

✔ 鼻の重心が前方に偏り、

✔ 正面からは小鼻がより広がって見える印象になります。

したがって、今回の再手術では

単にプロテーゼを維持したり高さを調整するのではなく、

既存のシリコンを交換しながら全体のラインを整え直すプロセスが必要でした。


シリコン交換+鼻先端の再建を共に行った理由

シリコンプロテーゼは

単に鼻を「高くする役割」だけではなく、

鼻先とどのようにつながるかによって

全体の印象を左右することになります。

こちらの患者様の場合、

従来のプロテーゼは鼻筋だけが強調され、

鼻先へ自然に力が伝わらないため、

ラインが途中で途切れて見える構造でした。

そのため、今回の手術では

シリコンを交換して鼻筋のラインを滑らかに整え、

鼻先は鼻中隔軟骨と耳介軟骨を用いて再建し、

鼻筋から鼻先までひとつの曲線でつながるよう設計しました。

その結果、

鼻筋は主張しすぎず滑らかになり、

鼻先は垂れ下がることなくしっかりと支えられ、

横顔と正面の両方で安定したラインが完成しました。


鼻唇角の変化

手術前は鼻先の支持が弱く鼻唇角が狭まって見え、

鼻先が下へ引っ張られて下がった印象が強くありました。

これにより、横顔で鼻が重く重苦しく見え、口元まで一緒に下がったような印象を与える構造でした。

手術後は鼻先の支持構造が安定したことで鼻唇角が自然に広がり、

鼻筋から鼻先、人中へと続くラインが滑らかに整いました。

角度を強調しすぎず、顔に似合う範囲で調整することで、

人工的な印象を与えることなく、より軽やかで整った横顔のラインを完成させることができました。


キム・ソンフン院長の手術考察

小鼻縮小は、単に小さくするだけの手術ではありません。

特に鼻の再手術を受けられる患者様の場合、鼻筋や鼻先が変化したことで、相対的に小鼻がより強調されて見えてしまうケースが多くあります。

この時、小鼻をそのままにしておくと、鼻全体の印象がまとまりません。

私は小鼻を単に「小さく」するのではなく、顔全体に占めるバランスを整えることに重点を置いています。

やりすぎず、長期間にわたり安定した結果こそが、最終的に最も自然な仕上がりとなります。


❓ よくあるご質問 (全7件)

Q1. 小鼻縮小は必ず鼻の再手術と一緒に受けなければなりませんか?

A. 必須ではありませんが、正面からの印象が重たく見える場合は、一緒に検討されることをおすすめします。

Q2. 小鼻縮小の傷跡は目立ちませんか?

A. 小鼻の溝(シワ)の内側に隠れるように縫合するため、正面からはほとんど目立ちません。

Q3. 小鼻を小さくすると、きつい印象になりませんか?

A. 過度に小さくしすぎなければ、むしろすっきりと整った印象になります。

Q4. 笑った時に不自然になりませんか?

A. 笑顔の時の動きを考慮してデザインを行えば、問題ありません。

Q5. 再び小鼻が広がってしまう可能性はありませんか?

A. 適切な範囲内で縮小すれば、後戻りして再拡張する可能性は低いです。

Q6. 術後1ヶ月経てば、完成形と判断しても良いですか?

A. 大きな変化は見られますが、組織が完全に落ち着くまでにはもう少し時間が必要です。

Q7. 小鼻縮小のみを単独で受けることは可能ですか?

A. お鼻の構造によっては、単独での手術も十分に可能です。


SH整形外科では、

小鼻縮小を単なる「補助的な手術」とは捉えていません。

正面からの印象において、

重たい印象を和らげ、

鼻全体のバランスを整える重要なプロセスとしてアプローチしています。

特に鼻の再手術の後に、

「鼻筋や鼻先は整ったのに、なぜかまだ違和感がある」と感じられる場合、

その原因は小鼻にあるかもしれません。

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