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Doctor's Column

ドクターズコラム

額リフト・眉リフト2026.01.20

60代男性の流涙症・目元のたるみ、エンドタイン内視鏡下前額リフトと下眼瞼・中顔面リフト、眉下リフトが同時に必要な理由

SH美容外科 キム・ソンフン(Seonghun Kim)代表院長

60代の男性に見られる流涙症(涙目)と目元のたるみは、単なる目の下の脂肪の問題だけではありません。60代男性によく見られる涙が流れる症状、目の下のふくらみ、まぶたのたるみは、単に目の下の脂肪が多いことで生じる問題というより、目と額、中顔面の老化が同時に進行した構造的な変化である場合が多いです。特に目を開ける時に額を過度に使ってしまい、目尻側の支持力が弱まり、中顔面が一緒にたるんでいる場合には、涙が流れる症状まで伴うケースも少なくありません。今回のコラムでは、実際の65歳男性患者様の症例を通じて、なぜ額リフト、眉下リフト、下眼瞼および中顔面リフトを複合的に考慮する必要があったのかを構造的にご説明いたします。

フェイスデザイナー SH整形外科 キム・ソンフン院長

こんにちは。

SH整形外科のフェイスデザイナー、キム・ソンフン院長です。

60代の男性患者様が来院される際、よくおっしゃる言葉があります。

「額のシワがますます深くなり、

何もしていなくても泣きそうな表情に見えてしまいます」

このような変化は、

大半が目が開きにくくなることで無意識に額を使うようになり、

徐々に現れるケースが多いです。

患者様の症例

1960年生まれ、65歳男性の患者様

左目の目尻側から持続的に流れる涙

目の下のふくらみと全体的な目元のたるみ

目を開ける際に額を過度に使用する癖

「いつも疲れて見える」とよく言われるというお悩みで来院

表面的には単純な目の下の脂肪の問題に見えるかもしれませんが、

診察の結果、この患者様は目・額・中顔面の老化が一つに繋がった典型的な中高年男性のパターンでした。


1. 涙が流れる原因

「涙管の問題ではなく、外側支持構造の崩壊」

こちらの患者様の場合、

左目からのみ涙が流れる理由は、

涙管自体の問題ではなく、

目の外側の支持構造が弱まり、

下側が一緒に垂れ下がることで、

涙が正常な経路で排出されずに外へ漏れ出てしまう構造によるものでした。

このような状態で

目の下の脂肪だけを除去または再配置すると、

かえってたるみがより目立って見えてしまうことがあります。

この場合、問題の核心は

脂肪ではなく「支持力」にあります。


2. 額をたくさん使う理由は「癖」ではありません。

この患者様は

目を開ける際、まぶたの筋肉だけでは十分に開眼できず、

額の筋肉を使って目を開ける構造になっていました。

一見すると

まぶたが垂れ下がっているように見えますが、

これは皮膚が伸びて余っている状態というよりは、

支持力が弱まって下垂した状態に近いです。

このような場合、まぶただけを手術すると

目を開ける力のバランスは改善されないまま、

見た目だけが変わることになります。

その結果、

額が急に窪んで見えたり、

眉間や鼻根部のシワがより目立ったり、

上まぶたが腫れぼったく見えたり、

左右の非対称がさらに顕著になる可能性があります。

これは手術が失敗したからではなく、

目の問題がすでに目より上の構造から生じていたためです。


3. この症例の重要ポイント

「目を開ける力を上部で分散させる必要があります」

65歳男性によく見られる変化は、

目で開けていた構造が → 額で無理に開ける構造へと変化した状態です。

したがって、この症例の核心は

目を大きくすることではなく、

楽に目を開けられる構造を回復させることです。

その出発点となるのが、エンドタイン内視鏡下前額リフトです。


手術計画および組み合わせの説明

① エンドタイン内視鏡下前額リフト

額の過度な働きの改善

眉毛の位置の安定化

眉間・額のシワの負担軽減

目元の老化の根本原因を改善

② 眉下リフト(眉下切開)

たるんだ皮膚のみを精密に除去

男性にとって最も自然な方法

傷跡は眉毛の下に隠す

額リフトと併用時、まぶたのたるみを微調整

③ 埋没法二重術(細いライン)

やりすぎない男性的なデザイン

額リフト後も違和感なし

「手術した感」ではなく、印象を整えることが目的

④ 下眼瞼切開 + 中顔面リフト

目の下の脂肪取り単独手術の限界を補完

ゴルゴ線の改善

目の下の支持構造を強化

左側の流涙症(涙目)の緩和に寄与



キム・ソンフン院長の手術考察

中高年男性の目の問題は、

一箇所だけで説明できないケースが多くあります。

本症例も同様に、

涙目、目の下のふくらみ、まぶたのたるみ、額の筋肉の過度な使用が

それぞれ独立した問題ではなく、

一つの老化のプロセスとして繋がっている状態でした。

このような場合、一箇所だけを矯正すると、

かえって不自然になることがあります。

私は

目を大きくする手術よりも、

楽に目を開けられる構造を回復させることに注力しています。

顔全体のバランスを考慮したアプローチこそが、

最終的に最も自然な結果へと繋がります。


FAQ

Q1. 涙目がある場合、涙管の手術が先ですか?

A. 必ずしもそうとは限りません。構造的なたるみが原因である場合、たるみの矯正だけでも改善することがあります。

Q2. 60代の男性でも、額リフトをやりすぎ感なく受けられますか?

A. 内視鏡を用いた方法は自然な位置への復元を目的としているため、負担が少なくて済みます。

Q3. 眉下切開(眉下リフト)の傷跡は目立ちませんか?

A. 眉毛の下のラインに沿ってデザインするため、日常生活ではほとんど目立ちません。

Q4. 下眼瞼(目の下のたるみ取り)単独では受けられませんか?

A. 中顔面のたるみを伴っている場合、単独手術ではかえって凹みが強調されてしまうことがあります。

Q5. 男性の二重手術は必ず必要ですか?

A. 機能的な必要性がある場合に、幅の狭い補助的な位置づけで行うのが望ましいです。

Q6. 手術後に印象が大きく変わりませんか?

A. 目指すのは「若作り」ではなく、「疲れて見えないこと」です。

Q7. 複数の手術を同時に行っても大丈夫でしょうか?

A. 同じエイジングのプロセスにある手術は、同時に進める方がダウンタイムや仕上がりの面で有利です。


SH整形外科では、

一箇所だけを見る手術ではなく、

顔全体のつながりや構造、機能をトータルで考慮して手術を設計します。

今回の症例のように

「自然に、男らしく、疲れて見えないように」が目的であれば、

部分的な修正よりも、根本的なバランス(座標)を正すアプローチが最も効果的です。

眉下切開&額リフトの症例紹介!あなたも変われる~

エスエイチ(SH)形成外科クリニック

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