前額リフトの口コミ・レビュー、効果を実感できない人がいるのはなぜ? feat. 前額リフトのセルフチェック法
額リフト(内視鏡下前額リフト/Forehead Lift)は、2024〜2025年にかけて韓国・日本・タイなどのアジア圏で最も急速に需要が増加したフェイスリフト手術の一つです。まぶたのたるみ、眉毛下垂、額のシワ、上顔面の重たさを同時に解決できるため、「目元の手術をせずに目元が明るくなる手術」として注目を集めてきました。しかし実際の臨床現場では、額リフトを受けたにもかかわらず「効果が全く感じられなかった」、あるいは「以前と何も変わっていない」と実感する患者様が少なくありません。SH整形外科のキム・ソンフン院長は、その原因を目を開ける筋肉(上眼瞼挙筋)、皮膚の厚み、こめかみ部位の靭帯構造、剥離範囲、固定の失敗といった解剖学的な理由に見出しています。本記事では、額リフトの原理、効果が得られない3つの根本的な原因、再手術が必要なケース、そして患者様ご自身でチェックできるセルフ診断法まで詳しく解説します。額リフトを検討中の方や、術後に期待通りの結果が得られなかった方にとって、最も実践的なガイドとなるはずです。
フェイスデザイナー SH整形外科 キム・ソンフン院長
「なぜ私は額リフトの効果を実感できなかったのか?」
診察室では、このような疑問を抱えて来院される方が少なくありません。
「院長、額リフトを受けたのですが…なぜ全く変化が分からないのでしょうか?」
額リフトがブームのように急速に広まる中で、
「誰が受けても目がパッチリ開く」という誤解が生じました。
しかし、額リフトは万能の手術ではなく、
特定の解剖学的条件においては、何の効果も現れないことがあります。
私は、額リフトの効果が得られない可能性がある理由を
解剖学的に3つに整理してお伝えしたいと思います。
1. 目を開ける力(挙筋機能)が弱い場合 — 「額だけ引き上げると、かえって眠たそうに見える」
額リフトは、目を直接大きくする手術ではありません。
眉毛を引き上げることで「まぶたの皮膚の被さりを改善する」間接的な効果に過ぎません。
しかし、目を開ける筋肉(上眼瞼挙筋)が弱い人が額だけを引き上げると、どうなるでしょうか?
目と眉毛の間の距離が広がり、
まぶたの開き具合はそのままであるため、
かえってより眠たそうに見えてしまう現象が起こります。

つまり、眼瞼下垂や目を開ける力の不足がある場合、
額リフト単独では効果が得られません。
このような場合の解決策は?
まぶたを開ける力を先に補強する目つき矯正(眼瞼下垂手術)が優先されます。
2. 皮膚のたるみ(余剰皮膚)が多い場合 — 「余分な皮膚を直接切除しなければ変化なし」
額リフトは皮膚の位置を上方に移動させる手術であり、
皮膚の絶対量を減らす手術ではありません。
したがって、以下の条件に当てはまる場合は効果が出にくくなります。

皮膚が厚く、

余っている皮膚の量が多く、

まぶたのたるみが著しい場合。
このようなケースでは、額をいくら引き上げたとしても
余った皮膚が被さり続けて垂れ下がってくるため、
目元がすっきりしません。
解決策は?
眉下リフト(直接皮膚切除)
切開上眼瞼手術(皮膚切除)のような直接切除手術が必要です。
3. 手術方式自体の問題 — 「剥離不足 + 靭帯切除不足 + 固定の失敗」
私は額リフトにおいて最も多い失敗の原因は
「こめかみの剥離不足」だと考えています。
理由は以下の通りです。
額はこめかみ(Temporal region)まで繋がって動く。
眉毛を引き下げる強い靭帯(眼輪筋保持靭帯など)が
こめかみの部位に存在します。
これらの靭帯を切除してこそ、眉毛が本当に引き上がります。
剥離範囲の不足 → 額が上がらない
額だけを少し剥離したり、
こめかみ部分の靭帯を切断しなければ、
眉毛は決して上がりません。
固定が弱いと、時間が経って「元の位置」に
固定を適切に行わないと、
3ヶ月〜6ヶ月の間に後戻りし、「手術前の状態に逆戻り」します。
つまり、
間接的な効果 + 精巧な剥離 + 確実な固定
この3つがすべて揃ってこそ、本物の額リフトです。

この層は非常に硬く強固な線維性組織です。
内視鏡下額リフトにおいて、最も安定した固定(anchor)ポイントとして使用されます。
図で縫合糸が深層にかかっている様子 →
眉毛を引き上げた後、この層にしっかりと固定するという意味。
これこそがまさに:
「眉毛が長持ちする理由 = 深側頭筋膜固定」の原理であり、
こめかみを剥離しなければならない理由です。
自分で確認するセルフ診断法
「私には額リフトの効果があるだろうか?」
1. 眉毛の力を完全に抜いて目を開けてみる。
→ この時、目がぼんやりして重そうに見えるなら
= 目を開ける力が不足 → 額リフト「単独では効果なし」
2. 手で額を上に引き上げてみる。
→ 目元がすっきり変化するなら
= 額リフトの効果あり
3. 目を開けるたびに眉毛をつり上げる癖がある。
→ = 前頭筋(Frontalis muscle)の過補償 → 効果が乏しい可能性あり
4. 皮膚が厚い方だ。
→ 力の伝達が弱く、効果が落ちる可能性あり
下の動画の2分19秒から説明をご確認いただけます。^^
「額リフトに失敗したとお考えですか?『これ』が原因です」あなただけが額リフトの効果を得られなかった理由
次回は、額リフトの再手術についてご説明しようと思います。
方によっては、額リフトは再手術ができないのではないかと質問されたり、
「額リフトは一生に一度しか受けられない」このように思われている方もいらっしゃいました。
しかし、それは必ずしも正しいとは言えず、誤った噂(?)であるとお伝えできます。
最近、当院にも額リフトの再手術を悩みとして来院される方が多くいらっしゃり、
2回、3回以上の再手術を受けられていても、適切な分析とカウンセリング、
正確な解決策を考案した上で手術を受けられれば、
以前よりもさらに良い額リフトの効果を得ることができます。
お悩みの際は、ぜひSH整形外科にお越しいただき、カウンセリングを通じて
再手術が可能かどうか、じっくりとお話ししてみましょう。
額リフトの再手術に関するお話は、次回へと続きます。^^
エスエイチ(SH)形成外科クリニック
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