眉下リフト・目上切開・下眼瞼複合手術 50代女性の症例分析
50代の目元整形は、単に二重ラインを広くするだけの手術では解決しません。埋没法の二重術後、時間が経つにつれてまぶたのたるみ、二重ラインの被さり、目の下の脂肪の不均整、そして中顔面のたるみが同時に現れるケースが多いためです。SH整形外科のキム・ソンフン院長は、51歳の女性患者の実際の症例を通じ、切開二重手術の代わりに眉下切開術と上切開(上蒙古ひだ切開)で上顔面を矯正し、下眼瞼手術と中顔面リフトを併行して目の下からほうれい線まで自然に改善させた複合手術戦略を解説します。眉下切開 vs 上眼瞼、目の下の脂肪再配置の限界、下眼瞼+中顔面リフトの必要性まで、解剖学的根拠とともに詳しく取り上げます。
フェイスデザイナー SH整形外科 キム・ソンフン院長
「院長、昔は二重がくっきりしていたのに
今はラインが全部被さって、目がとても重たく見えます」
こんにちは。
フェイスデザイナー、形成外科専門医のキム・ソンフン院長です。
診療室で一日を過ごしていると、
このようなお話を本当によく耳にします。
「院長、昔は目がすっきりしていたのに
最近は写真を撮るたびに目が小さく隠れて見えます」
「二重はあるのに、だんだん見えなくなっていく感じです」
特に50代前後の女性の方々が、
このように控えめにご相談されることが多いです。
若い頃に受けた埋没法の二重手術が、
いつの頃からか目元をくっきり見せてくれるというよりは、
むしろまぶたのたるみに覆われて見えてしまう状態へと変わってしまったからです。
実のところ、このような変化は何か特別な問題があるというよりは、
時間が自然に流れた結果に近いです。
皮膚が少しずつ伸び、
目を開ける力は以前のようにはいかず、
目の下や頬のあたりも一緒にたるみ始めます。
そのような時、多くの方がこう尋ねられます。
「それなら、もう一度二重の幅を広げればいいですか?」
「切開法でやり直すべきでしょうか?」
しかし私はいつも、その質問に対して
少し異なる方向からお話しを始めます。
本日お伝えしたいのは、
「二重を作り直す手術」ではなく、
「目元の構造をどのように理解し、整えるべきか」についてのお話です。
本日のテーマは
50代のまぶたのたるみ、切開二重の代わりに
眉下切開・目上切開・下眼瞼・中顔面リフトを選んだ実際の症例です。
なぜ切開二重をおすすめしなかったのか、
どのような基準で眉下切開と下眼瞼を一緒に計画したのか、
そしてこの選択がどのように全体の印象を変えたのか
紐解いていきたいと思います。^^
今、鏡に映る自分の目が
「以前とは少し違って見える」と感じられるなら、
今日のお話が
その変化の理由を理解する手助けになれば幸いです。
1975年生まれ、満51歳の女性の患者様でした。
30代半ば、約15年前に埋没二重手術を受け、当時は満足度が高かったとのことでした。
しかし、時間が経つにつれてまぶたの皮膚がたるみ、以前の埋没ラインは上から覆いかぶさってほとんど見えなくなってしまいました。

さらに、目の下は片側がぽっこり膨らみ、もう片側は窪んで見え、
全体的に印象が暗く疲れて見えることが一番の悩みでした。
CASE
この患者様の核心的な問題は「二重」ではありませんでした
この症例を初めて見た時、私はこのように判断しました。
「これは二重を作り直す問題ではありません。
目の上と下の構造が同時に崩れている状態です」
主な問題の整理
二重ラインが隠れる → まぶたの皮膚のたるみ
まぶたが厚い → 切開二重をするとさらに重たくなるリスク
目の下の膨らみ+窪み → 脂肪の問題ではなく中顔面のたるみ
ほうれい線までつながる老け見え印象
<術前>

そのため、この患者様には
切開二重手術はむしろおすすめできませんでした。
最終手術計画
「眉下切開術(眉下リフト)」+「目上切開」+「下眼瞼&中顔面リフト」
選択の理由
1. 眉下リフト(眉下切開)
(眉下リフト・たるんだまぶた・被さった二重の矯正)
埋没ラインが被さって見える根本的な原因はまぶたのたるみ
上眼瞼切開の場合、厚ぼったい印象が強調される恐れあり
眉下のたるんだ皮膚のみを直接除去 → 自然な上顔面の復元
傷跡が心配な場合、このケースでは内視鏡額リフトも検討可能でしたが
眉の位置と皮膚の余裕を総合的に考慮し、眉下リフトがより適していると判断しました。
2. 上目頭切開(目上切開)
(蒙古襞の改善・目頭切開の代替・上顔面の拡張)
まぶたが重いケースでは目頭切開の効果が限定的
上目頭切開により上眼部内側の空間のみを確保
過矯正なしで目がすっきりと見える開放感を確保
目元を「大きくする」というよりは、重苦しさを取り除くアプローチ
3. 下眼瞼切開 + 中顔面リフト
(目の下の脂肪再配置の限界を克服するための選択)
この手術が本症例の核心でした。
単純な目の下の脂肪再配置は
✔ ふくらみは整いますが
✔ 中顔面のたるみはそのまま残ります。
時間が経つと、かえってさらにくぼんで見える副作用のリスク


下眼瞼切開 + 中顔面リフトの併用により
目の下のふくらみを整理
中顔面の頬のたるみをリフトアップ
ほうれい線部位まで自然につながるリフトアップ効果
術後

1. 眉下リフト(眉下切開)
(眉下リフト・たるんだまぶた・被さった二重の矯正)
2. 上目頭切開(目上切開)
(蒙古襞の改善・目頭切開の代替・上顔面の拡張)
3. 下眼瞼切開 + 中顔面リフト
(目の下の脂肪再配置の限界を克服するための選択)

海外の顔面老化研究で共通して言われている核心は一つです。
「50代以降の目元の老化は、
まぶただけの問題ではなく中顔面の下垂の問題である。」
中顔面の脂肪(メーラーファットパッド)は
目の下–頬骨–ほうれい線までが一つの連続した構造
下眼瞼手術の際、中顔面を同時にリフトアップしなければ
目の下と頬の段差がより目立ってしまいます。
そのため、この患者様には
下眼瞼単独の手術は、むしろ不完全な解決策でした。
<1ヶ月後>

フェイスデザイナー キム・ソンフン院長の考察
「50代の目元整形の目標は
『若く見せること』ではなく
**『自然に整った印象』**です。
この患者様が希望されていた『幅の広い二重ライン』は、
実は結果として最もリスクの高い選択になり得ました。
私は常にこのように判断します。
二重が問題なのか、
それともその上下の構造が崩れているのか。
今回の手術は
目を大きくした手術ではなく、
目の周囲の構造を整え直した手術です。
そのため、時間が経っても
不自然にならず、崩れることもありません」


FAQ
Q1. 50代でも切開二重手術を行わないケースは多いですか?
はい。皮膚の厚みやたるみの程度によっては、むしろおすすめしないケースが多くあります。
Q2. 眉下リフトと上眼瞼手術の最大の違いは何ですか?
上眼瞼手術は二重ラインを作る手術、
眉下リフトはたるんだ皮膚を整える手術です。
Q3. 目の下の脂肪再配置(裏ハムラなど)だけではいけませんか?
中顔面のたるみを伴っている場合は、明らかに限界があります。
Q4. 下眼瞼+中顔面リフトは大掛かりすぎる手術ではありませんか?
老化の原因が構造的であるほど、むしろ根本的な選択肢となります。
Q5. ダウンタイム(回復期間)はどのくらいかかりますか?
日常生活への復帰は2〜3週間、自然に落ち着くまでは3ヶ月前後です。
Q6. このような複合手術はすべての人に必要ですか?
いいえ。必ず解剖学的な診断を行った上で決定すべきです。
相談・お問い合わせ
カカオトークチャンネル - エスエイチ(SH)整形外科医院
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